リライトってどんなタイミングですべき?
こんな悩みを解決します。
当ブログも、これから説明する記事のリライト方法を使って、実際に検索1位や検索上位をたくさんとっています。
実際に行っているリライト方法は難しいことなく、基本に忠実にいたってシンプルです。
記事を書いてもなかなか検索上位を取れない方、アクセスが集まらない方に必見の内容です。
さっそく解説していきます!
こんな方におすすめ
- 効果的なブログ記事のリライト方法を知りたい
- リライトをする意味とタイミングについて知りたい
- 検索順位を上げて、集客を増やしたい
目次
本記事のリンクには広告がふくまれています。
ブログのリライトをする3つの理由
①検索順位アップを狙う
②記事内のクリック率、成果発生率をアップさせる
③記事のアップデートで情報鮮度を保ち、直帰率、離脱率を改善する
順番に説明していきます!
記事のリライトをして検索順位アップを狙う
記事のリライトの一番の目的は【検索順位を上げること】です。
具体的には、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールやRank Tracker、GRCなどを使い、記事の検索順位を調べます。
検索順位ツールとして特に優秀な「GRC」と「Rank Tracker(ランクトラッカー)」について知りたい方は以下の記事が参考になります。
検索順位に載るようになったら
ポイント
検索順位が10位〜50位の記事を優先的にリライトする!
ただ、50位以内に入っていると検索トップ10内に入る可能性がより高くなります。
リライトはここを狙うわけです。
実際に検索上位とクリック率の割合を見てみましょう!
圧倒的に読まれるのは1番目の記事
検索上位トップ3でもクリック率は30%以下
20位以下がクリックされる確率は2%もありません。
いかにSEOでベスト10に入るのが重要かわかりますね。
簡単にポイントをまとめると下記になります。
ポイント
検索順位8位の記事をリライトして1位を目指すより、検索10位〜50位の記事をリライトして、検索順位を上げた方がはるかに効果的で効率が良い!
ブログは記事の総合力です。
1つの記事で検索上位を目指すのではなく、多くの記事でSEO上位を目指しましょう。
繰り返しますが、検索順位が50位以内であれば、さらに検索上位になる可能性は十分にあります!
記事内のクリック率・成果発生率をアップさせる
そこそこの集客数がある記事でも、クリック率(CTR)や成果発生率(CVR)が低いと利益にはなりません。
逆に言えば、集客のある記事をリライトすることで、クリック率を上げることができれば、収益も上がります。
CVR、CTRをアップするためにリライトする際のポイントは以下の3点です。
魅力的なタイトルになっているか?
セールス・コピーライティングなども用いて、商品の魅力をわかりやすく紹介できているか?
ユーザーの検索意図と記事の内容が合っているか?
少しでもクリック率(CTR)、成果発生率(CVR)を上げられるように記事をリライトしましょう!
セールス・コピーライティングの基本については以下の記事が参考になります。
記事の情報をアップデートする
情報を更新する理由は以下の3つです。
読者に新鮮な情報を提供するため
検索上位を狙うとともに、検索順位を下げないため
離脱率、直帰率の低下を防ぐため
情報は日々更新されて新しくなります。
ブログなどの記事で扱った情報が古くなれば、検索エンジンからも「過去の情報」と診断されて検索順位が下がることもあります。
同じ内容の記事を並べたときに、【2021年の最新情報】と【2019年の情報】だと、どちらを読みたいと思うかを考えれば当然ですね。
すでに有名だったり検索上位にあるサイトは【情報鮮度】については強く意識しています。
そのため、以下のような裏テクニックを頻繁に使っています。
裏テクニック
過去の記事で新しい情報が付け加えてなくても、更新日を新しい日時にしている
以下のような場所でわかりますね。
ここら辺は実に抜かりがないというか、流石です。
SEOのテクニックは色々ありますが、一番大事なのは【読者にきちんとした情報を伝えることができているか】です。
過去の記事は立派な財産なので、検索順位を下げずに、離脱率、直帰率の低下を防ぐためにも【情報鮮度】を保ちましょう。
記事のリライトをする意味を理解した上で、次からリライトの方法について解説していきます!
最も効果的な記事のリライトの手順と方法【厳選5つ】
①記事の選定
②キーワードの再考
③競合の研究
④SEO対策・ライティングの強化
⑤リライト結果を検証
①リライトする記事を選ぶ
これは、先ほどの【記事をリライトする理由】で解説しました。
具体的には以下です。
検索順位が10位〜50位の記事を優先的にリライト
もちろん、検索結果が50位以外の記事や、自分が気になる記事、思い入れのある記事をリライトしてもOKです。
ただ、効率を考えるとまずリライトすべきなのは、50位以内の記事です。
②リライト記事のキーワードの確認
情報が日々更新されるとともに、読者の知りたいことでもあるキーワードも変わっていきます。
キーワード選びで大事なポイントはこちらです。
読者のニーズを知る
検索ニーズを知るのに有効な方法は以下の3つになります。
検索クエリの利用
サジェストワードの活用
検索ボリュームのチェック
順番に説明していきます!
検索クエリの利用方法
【検索クエリ】を簡単に説明すると以下の感じです。
狙ったキーワードと市場のニーズを合わせる
自分が最初に狙ったキーワードと、市場や読者のキーワードがズレている場合があります。
この「ズレ」に気付かせてくれるのが、【検索クエリ】です。
当ブログも実際に【検索クエリ】をもとに記事のキーワードを変更してリライトしたところ、すぐに検索順位が上がったことが何度もあります。
それだけ、読者のニーズ(キーワード)と自分のキーワードを合致させるのは大事だということです。
詳しい説明は以下の記事でまとめています。
・【初心者必見】ドメインパワー0でもSEOで検索上位を取った【3つの戦略】
【検索クエリ】はGoogleサーチコンソールで調べることができます。
Googleサーチコンソールの設定がまだの方は以下の記事を参照してください。
サジェストワードの活用方法
サジェストワードとは以下になります。
検索窓にキーワードを入力したときに一緒に出てくるキーワード
Googleなどの検索エンジンがキーワードに対して、「一緒によく検索されているキーワード」を丁寧に教えてくれるのがサジェストワードです。
このサジェストワードはユーザーの検索意図をもとに作られているので、キーワード選びの1つの目安になります。
検索ボリュームのチェック方法
検索ボリュームとは以下のようなものです。
実際に検索されたキーワードの検索回数
ロングテール戦略の概要は以下になります。
検索ボリュームが100〜800くらいのキーワードを狙う
ロングテール戦略について、もっと知りたい方は以下の記事で詳しく解説しています。
検索ボリュームを調べるのに最適なツールは以下の2つです。
個人的には日々の順位の変動やキーワード調査もできる、SEO総合検索ツールのRank Trackerをおすすめしています!
Rank Trackerについては以下の記事で【登録・設定】まで誰でも迷うことなく理解できます。
さらにランクトラッカーを使いこなすための方法はこちらで解説。
③競合他社の研究
検索上位10位までの記事の研究
検索順位は検索エンジンのアルゴリズムによって日々変動します。
そのため、検索上位を調べた時にトップ10内に入っている記事は、評価を得ていると言うことです。
競合他社を研究するときに、「注意してみるポイント」は以下の3つです。
キーワードは何か?
文字数はどのくらいか?
どの程度の情報が書かれているか?
この3つはとことん研究しましょう!
競合の研究をした上で、記事をリライトするコツは2つです。
リライトのコツ
競合の記事には載ってない情報を書く
自分の体験談を付け加える
多少の内容の重複はしょうがないにせよ、上位記事にはない情報や体験などの読者が知りたい情報を盛り込めると検索順位が上がる可能性があります。
記事の内容と同じように、「SEO的にどんな対策をしているのか」と言う視点で記事を読むと新しい発見があります。
せっかくならSEO的な観点も研究しましょう。
タイトル
内部リンク、外部リンク、被リンクの数
一次情報の有無
競合他社の被リンクやキーワード調査もRank Trackerで調べることができます。
・【ブログ初心者必見】Rank Trackerの登録・設定、導入手順を図解と50枚の画像で【わかりやすく解説】
④SEO対策とライティング
SEO対策はやはり大事です。
SEO対策に関しての「基本」はこちらの記事で解説しています。
初心者が「最初に気をつけるポイント」をまとめたのは以下です。
リライトのライティングで気をつける点は以下です。
文章はわかりやすく
内容の重複に気をつける
著作権違反に注意
ライティングについて説明していきます!
文章はとにかくわかりやすく!
リライトをしていると以下のような状況になります。
・あの情報も加えた方がいいかな?
・もっと詳しく説明した方がいいかな?
結果的に追加情報も増えがちなので、記事自体が長くなります。
記事が長くなる分には悪くはないのですが、同じ内容を何度も繰り返し書いていたり、だらだらと冗長な文章になってしまうことがあります。
これは非常にマイナスです。
図解や画像で説明できるところは説明したり、こまめに改行するなどして、冗長な文章になることは避けましょう。
読者は「すぐにわかるピンポイントの情報を知りたい」わけであって、長い文章を読みたいわけではありません。
「読みやすさ、見やすさ、わかりやすさ」に勝るライティングテクニックはブログではありません。
「わかりやすさ」を踏まえた上で以下の点をリライトしましょう!
記事のタイトル
メタディスクリプション
冒頭分、見出し、記事内容
どこから手をつけたらいいかわからない方は、一番表示されることの多い【タイトル、メタディスクリプション】からリライトしていきましょう!
以下のように表示されている場所です。
上の画像を見てもわかる通り、SEO的にも大事な基本のライティングテクニックはこちら。
キーワードは左詰め
大事なことは冒頭で
「読者の目に入る確率の高い場所に、質の高い情報を!」というイメージです。
内容の重複に気をつける!
あれもこれも説明しているうちに、他の記事と同じようなことを書いてしまうことがあります。
これが【内容の重複】です。
そう言う場合の対処法は以下になります。
ポイント
【内部リンク】をうまく利用して、ブログ内で似た内容が重複しないようにする!
これは、SEO対策でも重要です。
記事をリライトする際には、【内部リンク】やバックエンドなどの収益記事へのリンクを追加するなど、リンクの整理を同時に行いましょう!
著作権違反に注意!
上位記事を研究していると、書いている記事が似通った内容になってしまうことがあります。
内容が似ていても、独自の表現や書き方をするならOKですが、コピペで内容を丸パクリするのは絶対にやめましょう!
SEO対策的にはかなりのマイナスになります。
⑤リライトの効果を検証
リライトを終えたら、必ず「効果」を検証しましょう!
そのために覚えておきたいのが以下の2つ。
リライト前の検索順位
リライトした箇所、加えた内容
記事のリライトは成果を上げるためにします。
ただ、リライトすることで逆に検索順位が下がってしまうこともあります。
アルゴリズムの詳細は明かされてないので、自分でうまく記事をリライトできたと思っても検索エンジンに評価されなかったら意味がありません。
その場合は、すぐ元に戻しましょう!
いずれにせよ、リライトしたらそれで終わりではなく、結果の検証が必要です。
番外編:記事のリライトを終えたら必ずやること
番外編ですが、記事のリライトを終えたら必ずやるべき方法はこちら。
Googleサーチコンソールで【インデックス登録をリクエスト】
ドメインパワーが強ければ、Googleの検索エンジンも頻繁にスクロール(巡回)してくれるので、そこまで必要ではありません。
ただ、ドメインパワーが弱かったり、記事数が少ない時は、「リライトしました!再評価してください」と宣言する必要があります。
やり方は簡単で以下になります。
最初にGoogleサーチコンソールに行き
ポイント
Googleサーチコンソールでリライトした記事のURLを入力
【インデックス登録をリクエスト】をクリック!
これで完了です。
記事をリライトしたときや新しく記事を書いた際には、必ずやっておきましょう!
リライトした記事の検索順位への反映が早くなります。
ブログ記事のリライトをする3つのタイミング
記事数が増えてきた
情報鮮度が落ちてきた
検索順位が上がらずにテコ入れしたい
ブログ初期の段階では、リライトをするより記事の充実に専念した方が良いです。
記事数の目安としては「30→50→80→100」
節目ごとにリライトを考えましょう!
あとの2つは今まで説明してきた通りです。
【ブログSEOに効果的】記事をリライトする方法!具体的なやり法とタイミングをまとめて紹介!まとめ
今回の記事では、ブログ記事をリライトする方法と具体的な手順やタイミングについて解説してきました。
「記事数はあるのにアクセスが伸びない」とお悩みの方は今回説明した手順でリライトをしましょう!
きちんとした目的や戦略を持ってリライトすることで集客数・認知度アップにもつながります。
過去の記事は財産です。
ブログの良いところは音声や動画と違い、簡単に修正やリライトができるところです。
繰り返しますが、大事なのは【ユーザーのニーズに応える】ことです。
記事のリライトに終わりはありませんが、効果的な方法はあります。
未来に向かってレッツトライ!