今回はSEO対策の基本に関してです。
Googleの理念を解説しながら、ブログ初心者が「まず最初に押さえておかないといけないポイント」について詳しく解説します。


こんな方におすすめ
- SEO対策の基本について知りたい
- Googleの理念について知りたい
目次
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SEO対策とは?
SEO対策=検索エンジン最適化
検索エンジンで上位表示されるための方法ですね!


続いて「検索エンジンのシェア率」を見てみましょう!

出典: StatCounter Global Stats - Search Engine Market Share
約80%の人が検索エンジンでGoogleを使用している
80%近いシェア率を見ればわかりますが、検索エンジンといえば「Google」です。
つまり、Googleに最適化すれば、それが自然とSEO対策になるというわけです。
それでは、Googleの理念(哲学)を見ていきましょう!
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 1つのことをとことん極めてうまくうやるのが一番
- 遅いより速いほうがいい
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる
- 世の中にはまだまだ情報があふれている
- 情報のニーズはすべての国境を越える
- スーツがなくても真剣に仕事はできる
- 「すばらしい」では足りない
これはGoogleの基本哲学です。


そうなんです、Googleの哲学(理念)は「ユーザーファースト」ということです。
この「10個の現実」を基本にSEO対策について考えていきます。
基本のSEO対策5選
- ユーザーの利便性を一番に考える
- 表示速度のアップ
- 良質な被リンクをもらえるように、質の高いコンテンツを作る
- 色々なデバイスに対応する
- 適切な広告を入れる
一つづつ解説していきます!
ユーザーファースト
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
わかりやすい!
見やすい!
使いやすい!
この3つは最も基本的でありながら、とても重要なSEO対策になります。
基本的に読者が検索する意図や要求は以下のような図で表せます。
問題を解決したい
疑問を解決したい
ユーザーは疑問を解決したいのに、長い自分語りの文章とかいらないですからね。
なので、「結論を先に話す」。


読者は疑問を解決したいのです。
その結論に興味を持ってもらえて初めて、次に読み進んでもらえるという前提で記事を書くことが大切になります。
読みやすい文章の書き方はこちらで詳しく解説しています。
【ブログ初心者】のための3つの基本ライティング戦略【PREP法】
あとはサイトの使いやすさ、見やすさも大事です。
UI、UXなどと呼ばれてます。
メモ
UI:User Interface
UX:User Experience
繰り返しますが、「見やすさ」、「使いやすさ」はとても大事です。
サイト内でも読者が迷うことがないように、カテゴリー分け、パーマリンクの設定、導線設計などをきちんと行いましょう!
サイト表示速度のアップ
遅いより速いほうがいい
これは「見やすさ、使いやすさ」にも関係してきますが、サイトの表示速度の最速化もとても重要になります。
Googleによる「サイトの表示速度と直帰率の関係」を調べた調査結果はこちら。
注意
- 表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率が32%上昇する
- 表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率が90%上昇する
- 表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率が106%上昇する
- 表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率が123%上昇する
サイトの表示スピードが遅いと、どれだけ素晴らしい記事や情報があったとしても、ユーザーにとってはストレスになります。


せっかく訪れてくれたお客さんが離脱してしまう原因になります。
サイトの表示速度はGoogleが提供するこちらのツールで調べることができます。
メモ
常にチェックする必要はありませんが、サイトの表示スピードが落ちないように気をつけましょう。
具体的には画像の最適化などが効果的です。
プラグインを入れると対応しやすくなります。
プラグインに関してはこちらの記事を参考にしてください。
【2021年最新】ブログ初心者におすすめのWordPressプラグイン厳選10個
被リンクの重要性
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているから
ポイントとしては、【上質な被リンク】をもらえるように頑張ることです。
上質な被リンクとは、以下の2点です。
上質な被リンク
読者が他の読者に、「有益な情報」としてリンクを貼って紹介してくれる
ドメインパワーの強い、信頼性や権威性のあるサイトにリンクを貼ってもらう
ちなみに大前提となるのが、「自然にリンクを貼ってもらう」です。
ここはめちゃくちゃ重要です。
少し前は「被リンク」さえもらえれば、検索順位が上がるといった風潮があり、自分で被リンクサイトなどから自作自演で被リンクを作る人が続出しました。
俗に言う「ブラックハットSEO」です。
ブラックハットSEO
不正な方法を使って、検索順位結果をあげる邪道のテクニック
これは以前書いたこちらの記事でも説明していますが、今では絶対にNGです。
【2021年最新】要注意!NGと間違いだらけのSEO対策6選【初心者必見】


ペナルティーになる可能性もあるので自作自演の被リンクは絶対にやめましょう。
繰り返しますが自然発生的な、ナチュラルな被リンクは記事やサイトの評価も上げて、検索上位に上がりやすくなります。
そのために重要なのは何より「コンテンツ」です。
最初にも書きましたが、優れたコンテンツは「ユーザーを第一に考え、読者のニーズに答えること」です。
色々なデバイスに対応する
情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
どのデバイスでも見やすく、読みやすく、使いやすいように!
今は検索エンジンを使うときはパソコンより、タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末の方が多いです。
そのため、どの端末でも同じように見ることができる「レスポンシブルデザイン」が求められます。
レスポンシブルデザイン
どのデバイスでもページのデザインやレイアウトを自動で調節してくれる機能
これは、WordPressのテーマを導入していれば、レスポンシブ対応しているので、そこまで神経質になる必要はありません。
ただ、1つの文章がパソコンで読むと2行だけど、携帯だと5行くらいになったりするので、その点は注意が必要です。
記事を書き終えたら、パソコンだけではなく、携帯やスマホでどう見えるかもチェックしましょう!
なお、WordPressのおすすめのテーマについてはこちらで解説しています。
【2021年最新版】WordPressオススメの有料テーマ5選【ブログ初心者必見】
ちなみに今まで推奨されていた「AMP対策」というものがあります。
AMP
Accelarated Mobile Pagesの略でモバイルページを高速に表示させる方法
この「AMP対策」に関しては、最近必要ないとGoogleが公式に発表しています。
適切な広告を入れる
悪事を働かなくてもお金は稼げる
具体的にはこう書かれています。
検索結果ページには、その内容と関連性のない広告の掲載は認めません。
派手な広告でなくても効果は上げられると Google は考えています。ポップアップ広告は邪魔になってユーザーが見たいコンテンツを自由に見られないので、Google では許可していません。
サイトを見ていてもページを移動するたびに画面一面が広告になったり、スクロールしてもずっとついてくるような広告もあります。
こういう「しつこくてあざとい広告」はやめた方がいいです。
何度も言っているように、「読者のために」なるような広告であれば推奨されますが、そうじゃない場合はユーザーにもGoogleにも嫌われます。
記事内容との統一感も欲しいところですね。


目先のお小遣いばかりを考えずに、サイト設計は長い目で考えましょう!
Googleの理念から学ぶSEO対策の基本5選まとめ
Googleの10の基本哲学
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 1つのことをとことん極めてうまくうやるのが一番
- 遅いより速いほうがいい
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる
- 世の中にはまだまだ情報があふれている
- 情報のニーズはすべての国境を越える
- スーツがなくても真剣に仕事はできる
- 「すばらしい」では足りない
Googleから学ぶSEO対策の基本5つ。
「ユーザーファースト、読者ファースト」が一番の鍵になります。
SEO対策に邪道なし。
読者のニーズに答えるコンテンツを作り上げましょう!
さらに踏み込んだSEO対策に関してはこちらの記事をお読みください。
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