健康

【劇的効果あり】最強の口臭予防法ベスト4【怠ると病みます】

今回は、口臭予防についてです。

口臭は、自分、他人を含めて日常生活において、気になる人も多いですね。

実際に、2009年にグリコが行った「口臭に関するアンケート」で、他人の口臭が気になると答えたのは全体の90%近くでした。

江崎グリコ 

 

今回は、口臭のヤバさ、そして口臭予防に関して詳しくみていきます。

では、さっそく結論です。

初めに言いますが、口臭の原因とはずばりこちらです。

食べカス

歯周病

舌苔

 

そして、すぐにできて効果的な口臭予防ベスト4は以下になります。

 

  • 丁寧なブラッシング(歯磨き)
  • デンタルフロス
  • 舌みがき
  • 歯医者でクリーニング

 

どんどん解説していきます。

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口臭があるヤバさ

口臭って自分では意外と無自覚です。しかも、恐ろしいことになかなか他人は指摘してくれません。

そして、もっと恐ろしいことに、人は一度匂いが気になると、もっと匂いに敏感になります。そして、そのまま記憶に深く刻まれます。

それだけはなく、『プルースト効果』と言って、匂いを嗅いだ瞬間に過去の光景がフラッシュバックしたり、昔の人を思い出したりします。

つまり、一度でもあの人は「口が臭い」と思われたら最後、いつまで経っても、不快な思いと一緒に「口が臭い人」と記憶されてしまいます。

その結果、同僚なら、あの人とは近くで話したくないとか、できることなら一緒に仕事をしたくないと思われてしまうことにもなります。

それがもし、合コンだったら?婚活パーティーだったら?大事な商談で初めて会う人だったら?

はっきり言います、全部、うまくいきません。

 

歯の綺麗さで所得がわかる時代

欧米では、歯はその人の育ちや教養を表すシンボルなので、歯が汚れている人、歯並びの悪い人は低所得層だと思われてしまいます。この「考え」は近いうちに日本でも一般的になります。

現にホストの人や芸能人はみんな歯のケアをしています。

逆に言えば、歯が綺麗ならそれだけで、仕事のできるエリートと思われる可能性もあるのです。

ただ、歯のケアはお金も時間もかかるので、すぐにはできません。でも、そこまでお金をかけずに、すぐにでもできることがあります。

それが「口臭予防」です。

もちろん、口臭予防は歯のケアにもつながります。

次からは自宅で、すぐにでもできる、口臭予防をお伝えします。

効果や結果を考えても、やらない理由はありません!

 

口臭予防に丁寧なブラッシングが欠かせない理由

これは、基本中の基本になります。ですが、意外とこの歯磨きを怠っている人が多いです。

酔っ払って帰って、風呂のも入らず歯も磨かずに寝たとか、朝は何も食べないから朝は歯を磨かないと普通に言っている人がいたりします。当然、みんな口臭も強いです。

ちょっとでも、歯や口臭のことを勉強をすれば、この行為がどれほど歯にも口臭にも悪影響を与える暴論かわかると思います。

冒頭でも書いた口臭の原因になる3つも全ては、歯磨きをちゃんとできてなかったり、サボることから起こります。

なぜ、歯磨きをしないとダメのか?理由は以下になります。

 

食べカスが口の中に残る

時間が経つと腐ってきて、それだけで異臭を発する

プラークも溜まり、虫歯の原因になる

最終的には歯周病になる

 

夜に歯を磨かないと、一晩中口の中には食べカスやプラークが溜まります。

ただでさえ、寝ている間は唾液も出ないので、口も乾きやすくなり、菌が増殖します。それに加えて、食べカス・・・一晩発酵された食べカス・・・

極端に言えば、自爆行為です。

そして、朝も忙しいからとチャチャっと歯を磨いただけで、歯の間に挟まった食べカスとかを綺麗に取り除かなかったら・・・

口臭テロリストの誕生です。

これは絶対に避けて下さい。うんこ漏らしちゃうのと同じレベルの失態です。

 

では、次に歯を磨きタイミングについて見ていきます。

 

歯磨きのベストタイミングは?

歯磨きのベストタイミングとはずばりこちらです。

 

起床後

就寝前

食後

 

この中でどれが一番大事かと言えば、起床後、就寝前です。

歯磨きは最低限、この2回行い、そのうち1回はしっかりと時間をとって磨くことが重要です。

ちなみに、前にちょっと書きましたが、就寝中は唾液の分泌が減ります。唾液は抗菌作用、自浄作用があるので、口臭防止や細菌の繁殖を抑えることにも大活躍します。

その口腔内での守護神とも言える唾液の分泌が減るのが就寝中、つまり寝ている間です。

そうなると、どうなるか?

 

寝ている間に菌が増殖、繁殖します

 

そのため、朝起きた時も寝ぼけ眼でそのまま朝ご飯を食べたり、水を飲んだりするのは避けましょう。就寝中に繁殖した菌をそのまま体内に入れてしまうことになるからです。

起床時に真っ先にすべきは、「歯磨き」か「うがい」をして、夜のうちに増えた菌を出してあげることです。

そして、食べカスなどをちゃんと取り除いて、不必要な菌を増やさないために大事になるのが、就寝前の歯磨きです。

朝、寝る前の2回は基本中の基本ですが、昼食後はどうするのがいいの?という疑問が出ます。

結論としては、磨いた方が良い、です。

実際に、仕事のできる営業マンや経営者ほど、昼食後の歯磨きを欠かさないです。

そもそも歯磨き自体に、気分がリフレッシュしたり、爽やかな気分になったりする効果もあります。なので、1日の半分に当たる昼食後に、歯を磨くことは、歯や口臭対策以外にも精神的にもシャキッとして良いです。

歯ブラシ自体は、電動歯ブラシがやはり便利ですね。

大事なのは、歯と歯の間、そして歯と歯茎の間を丁寧にブラッシングすることです。

と、ここまで歯磨きの利点を書いてきましたが、残念なことに歯磨きだけでは駄目なんです。

 

歯磨きだけでは駄目な理由

基本的には歯をきちんと磨くことで口腔内の60%の汚れ(プラーク)は落とせると言われています。

え?ちゃんと歯磨きをしても60%だけ?

と疑問に思った人もいると思いますが、これが現実です。

実際に、歯と歯の間、歯と歯茎の間は、歯磨きだけで綺麗にするのは難しいです。

そこで、さらにきれいに汚れを落とすために必要になるのが、デンタルフロスです。

 

口臭予防にデンタルフロスが欠かせない理由

芋とかナッツ、イカなどを食べて歯に詰まった時は、違和感があって明らかに詰まっているのがわかるので、楊枝とかでその詰まりを取ります。

一番問題になるのは、歯に詰まっているものが本人自身は気がつかない場合です。

これは、主に歯と歯の間に詰まるもので、普通の歯磨きではほぼ取れません。

先ほど、歯磨きだけで落とせるプラークの汚れは60%ほどでした。

これがデンタルフロスを使うことによって85%まで上がります。

また、デンタルフロスの代わりに歯間ブラシのケアによって95%のプラークが除去できると言われています。

日本歯周病学会

 

ここで、一つだけ注意点があります。

歯間ブラシを使った方がプラーク除去率が高くなるのですが、これは歯茎が下がってきた歯周病予備軍の人向けです。なので、磨く力を入れ過ぎたり、使い方を間違えると歯茎を痛めてしまう恐れがあるで、使用時期、使用法には注意して下さい。

基本的には、歯ブラシ+デンタルフロスでかなりのケアができると思います。

そして、もう一つ口臭対策としてやっておいた良いことがあります。

数年前から一部では話題になっている、「舌磨き」です。

 

口臭予防に舌磨きが欠かせない理由

口臭の原因で、もう一つ忘れてはならないのは、「舌苔(ぜったい)」です。

舌の奥の方をみた時に、白いモノが溜まっていることがあります。これが、口臭の元になる舌苔です。舌苔は、食べカスや細菌の死骸などの老廃物で、健康な人でも付着している場合があります。

そのため、健康な人でも口臭があるというのは、その原因が舌苔であることが多いです。

舌苔はネバネバしていて下にこびりついているため、うがいなどでは取り除けません。

そこで、出てくるのが「舌磨き」です。

舌磨き自体は欧米では広く一般的に行われていることです。

 

舌磨きのやり方

こういった物を使って、必ず舌の奥から手前に一定方向で優しくこすります

「優しくこする」のは必ず守って下さい。強く擦ってしまうと、味を感じる「味蕾」を傷つけてしまいます。こするというより、「なでる」感覚の方がいいですね。

舌磨きを行うタイミングとしては、一般的に一番舌苔の量が多いとされている「起床時」がベストです。

ただ、毎回やる必要もなく、舌を見てみて白い舌苔がついてない場合はやらなくても良いです。

口臭に悩んでいる人は、口臭予防の一つとして取り入れてみて下さい。

ここまで自宅でできる口臭予防でした。

次は、口臭の一番の原因とも言われる「歯周病」と歯医者でのクリーニングに関してです。

 

歯周病が口臭の最大の原因に?

食べカスが腐って、口臭の原因になったり、虫歯になったり、口腔内環境が悪くなると、最終的には歯周病になります。

歯周病になると、最悪歯が抜け落ちる他、糖尿病や認知症になるリスクも上がるので「万病の元」になります。つまり、歯周病にならないための対策が歯にとっても体にとっても最重要になってきます。

そして、歯周病菌は強烈な異臭(硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなど)を放つので、口臭の最も大きな原因になります。

そのため、ちゃんと歯磨きをして、デンタルフロス(か、歯間ブラシ)をして、口腔内の90%近くの汚れやプラークを落として、舌磨きをして舌苔を取ってもなお、口臭が強い場合は、かなりの確率で歯周病です。

胃腸などが原因の口臭は、10%くらいしかないので、ほとんどの場合は歯周病ということになります。

実際に日本人の約8割が歯周病と言われているほどです。

厚生労働省

一度、歯周病になるともう自宅ケアだけでは、足りなくなります。そこで、歯医者に行って、定期的にケアをしてもらう必要が出てきます。

また、口臭予防としても歯医者でのクリーニングはとても効果的になります。

 

口臭予防にも歯医者でのクリーニング

歯磨きやデンタルフロスを使うと、口の中は85%の汚れは落とせます。

ただ、これはちゃんとできた場合です。どうしても人によって歯磨きの癖があって、うまく磨けないところも出てきます。それが積み重なっていった場合、口臭や虫歯、歯周病の原因になってしまいます。

そこで、自宅でできるケアはしっかりとやりながら、最後は歯医者に定期的に通ってクリーニングをしてもらうことをオススメします。

僕も実際に、1年に2、3回、定期検診とクリーニング目的で歯医者に通ってます。

小さな歯石とかも、自分で除去することはできませんが、クリーニングで綺麗にしてもらえます

ちなみに1回のクリーニング費は病院によっても変わりますが、1回2500円〜4000円くらいです。

そこで小さな虫歯が見つかってすぐに直してもらうこともあります。定期的に通うことで、虫歯とかの口腔内の問題も早く発見でき、治療も最低限で済みます。

また、定期的なクリーニングは口臭、歯周病対策としても最高レベルの効果があります。

医者が嫌いな人でも、歯医者だけは信頼できるところを見つけて定期的な検診とクリーニングを行いましょう。

 

口臭予防ベスト4まとめ

  • 丁寧なブラッシング(歯磨き)
  • デンタルフロス
  • 舌みがき
  • 歯医者でクリーニング

 

歯磨きのベストタイミング

起床後

就寝前

食後

 

歯は抜けると2度と生えてきません。

そして、歯を失う一番の原因は歯周病です。

歯周病は脳卒中、心臓病、糖尿病の原因にもなる「万病の元」。

そして、歯周病は口臭の一番の原因でもあります。

自宅ではもちろん、歯医者のクリーニングも含めて口腔内をきれいに保つことができれば、口臭ともおさらばして、健康な生活を送ることができます。

是非、口臭予防として、また歯周病対策としてきちんと取り入れてみて下さい!

 

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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もはや、デンタルフロスは必須ですね。

舌磨きは、決して力を入れずに、優しくなでるように。

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  • この記事を書いた人

ホッピ

副業ブロガー。人生の質の【1ランクUP】をモットーに、価値ある【情報】や【製品】をレビュー・発信するブログ。 撮影隊のプロとしての経験を活かして、実際に現場で使った【ギアやアイテム】を忖度なしに紹介。 【アイテムレビュー】などのご依頼は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。応援します。

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