寒さもこれからが本番を迎える季節になってきました。
寒くなってくると着たくなるのがメリノウール製品!
そこで今回は、「秋冬春」という3シーズン着用するのに最適で最高なアイスブレーカー(公式HP)のメリノウール製品を5つに厳選して紹介します。
今記事では主にインナーやベースレイヤー商品を紹介します。
理由は肌に近いものほど、高品質で快適なものに限るのと、冬の服選びで大事なのは【レイヤー】という着方だからです。
詳しい解説は後ほどしますが、今回商品する製品はどれも筆者が実際に使用しているものです。
実体験を交えた【羊毛界のロールスロイス】と呼ばれるメリノウールの良さ、【メリノウールの雄】と呼ばれるアイスブレーカーの各製品のメリット、デメリットもしっかりと解説します!
こんな方におすすめ
- オススメの秋冬のメリノウール製品について知りたい
- 寒い季節を快適に過ごしたい
- 肌に近い素材こそ高品質のものを着たい
- 服が好き
目次
メリノウールのここが最高!
夏涼しく、冬超暖かい全気候対応
抗菌防臭効果の高さが異常
肌触りが最高過ぎて着るのが楽しく
速乾吸湿性が高いため、汗をかいても快適で底冷えしない
つまり、最高
メリノウールは機能の豊富さで右に出るものがない、まさに最高の素材!
素材が最高ってことは、当然、服になってなお最強ってわけです。
メリノウールに関して詳しく説明すると長くなるので、もっと知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
それではさっそく、2021年秋冬のオススメのアイスブレーカーのメリノウール製品を紹介します!
ICEBREAKER アイスブレーカー ロングスリーブポケットクルー
オールシーズン使いやすい150g/m2の薄手のロングスリーブ
ウール87%、ナイロン13%で耐久性も問題なし
使用時期:秋・冬・春
使用用途:インナーベースレイヤー・アウトドア・寝巻き
簡単に言うと、【単位あたりの重量】です。
アイスブレーカーに限らずメリノウール製品では、薄い順から以下のようになります。
メモ
・150g/m2 →薄手
・200g/m2 →中厚手
・260g/m2 →厚手
つまり、こちらの製品は「150g/m2」なのでメリノウール製品の中で最薄手という意味です。
生地が薄いがゆえに、着れる季節も長くなるので、最初に買うならこのシリーズがおすすめ!
僕は1枚持ってます。
ただ、薄いと言っても素材がメリノウールなので、保温性はもちろんあります。
実際に綿生地のロンTから、このアイスブレーカーのメリノウールロングスリーブポケットクルーに着替えると、その違いは歴然!
決して暑過ぎることなく、快適な保温性があるのがこのシリーズの良いところ。
そのため秋冬のパジャマ代わりにも最高です。
個人的に採用している【気温とメリノウール生地の厚さを選ぶ基準】はこちら。
気温30度以下→メリノウール半袖Tシャツ
気温20度以下→150g/m2
気温15度以下→200g/m2
気温10度以下→260g/m2
これは長年、ロケなどの外仕事やアウトドアで得た経験則による結論です。
他所ではあまり書かれていない【実際に役立つ基準】なので、どれを選べばいいか迷った時は参考にしてみてください!
続いて、こちらの商品の唯一のデメリットは以下になります。
ココに注意
・薄手がゆえに一枚で着ると乳首が少し透ける
・寒くなってくると少し物足りない
これは、生地が薄手のためしょうがないですね。
あくまでベースレイヤー(インナー)と考えれば、とても使い勝手の良いオールマイティーな製品です。
ちなみに、この商品は、半袖バージョンも出ていてこちらも人気です。
僕は4枚持ってますが、真夏と真冬以外は常に着ていて、控えめに言って最高です!
(1枚は洗濯中だったため撮れず)
着れる時期の長さを考えると、迷ったら半袖を選ぶのも大いにありですね!
汗対策も完璧にしたいという方は、一緒に【ドライナメック・メッシュ】を着ると最強です。
ICEBREAKER アイスブレーカー「オアシスロングスリーブ200」
200g/m2と中厚手のベースレイヤー
メリノウール100%
使用時期:秋・冬
使用用途:インナーベースレイヤー・1枚でも可・寝巻き・アウトドア・登山
このオアシスロングスリーブの良さは、保温性の高さと着心地の良さです。
生地が厚くなればなるほど密度も上がるのと、メリノウール100%なので肌触りの良さが際立ち、保温性も高まる。
中厚手になると、ナイロンを混ぜなくても生地の耐久性に問題がなくなります。
実際に気温が10度を下回ってくると、これしか着ません。
色違いで3枚持ってます。
真冬でも室内なら、このロンTにフリースのベストくらいで余裕!
また、1枚で着ても乳首が透けづらくなるのもこの厚さから。
つまりこの商品のセールスポイントはこちら。
最後にオアシスロングスリーブのデメリットについて話します。
ココに注意
秋冬しか着れない
季節問わずに着れるメリノウール製品ですが、中厚手になると春夏に着るとさすがに暑い。
ただ、秋冬に着るには本当最高なので、秋冬限定と考えるならベストな選択になります。
ベースレイヤーと合わせて着たい、オススメのミドルレイヤーについて知りたい方は以下の記事で完全解説!
アイスブレーカー 260 テックロングスリーブクルー
260g/m2の厚手なので寒冷期でも高い保温性を発揮
身体のフィット感が抜群
ベースレイヤーというよりは、セーター寄り
使用期間:冬
使用用途:インナーベースレイヤー、1枚でも可・アウトドア・登山
アイスブレーカー並びにメリノウール界で最厚手なので、素肌にセーターな感じです。
寒い冬の朝にこのロングスリーブに着替えるときの、着てすぐ暖かく、肌触りの良さに抱かれる幸福感ったらありません。
まさに真冬の厳冬期には完璧な仕様。
購入時期が違えど、3枚持ってます!
登山などのアウトドアや野外での活動にも最適。
ユニ○ロのヒートテックの厚手のやつも保温性だけなら同等ですが、肌触り、汗抜けの良さなどの快適さではアイスブレーカーには全く歯が立ちません。
そんな抜群の保温性を誇るがゆえのデメリットはこちら。
ココに注意
・冬以外は出番がない
これはしょうがないですね。
ただメリノウール製品はいつだって欠点がメリットになるんです。
冬以外着ないということは、それだけ洗濯する回数も少なくなるため生地が痛まない。
僕が持っている中では5年前に買った製品が最古ですが、いまだに現役で着てます。
厚手になるとその分値段も高くなりますが、何年も着ることができると考えれば、高い買い物ではないですね!
アイスブレーカー 200 オアシス レギンス
200g/m2の中厚手
普段着やスポーツでも使えるので色々なシーンで大活躍
使用時期:冬
使用用途:インナー・アウトドア・登山
保温性が高く値段も安いタイツならたくさんありますが、このタイツは「厚さ、生地感、質感、サイズ感のどれもがちょうど良い」です。
僕は「200g/m2」と「260g/m2」の2種類を持っていて、用途や寒さによって使い分けています。
タイツやレギンスなどの下半身は、上半身よりも肌に密着するので、化繊系の安いものだと痒くなる人も多い
その点、アイスブレーカーのこの商品(に限らず全部)は、全くチクチクしないどころか、快適な履き心地。
寒い野外でじっとしている場合には、さらに厚手の260g/m2がおすすめです。
ただ、日常生活においての最適解はこちらの商品。
下半身の冷えは全身の冷えにつながるので、足は進んで温めておきたい場所です。
そんな圧倒的にオススメのタイツの欠点はこちら。
ココに注意
タイツにしては高価
この価格については判断の分かれるところですが、僕は自信を持っておすすめできます。
ここだけの話、メリノウールのタイツは何日か連続で履いても全く問題がないので、1着あればかなり重宝します。
2着あれば完璧です。また、目に見える部分ではないので、生地がへたってきたところで関係ないのでボロボロになるまで履けるのもメリットですね!
アイスブレーカー ネックウォーマー
200g/m2の中厚手
首の冷えを防ぎながら気持ちの良い肌触り
目立ち過ぎちょうどいい
使用時期:秋〜冬
使用用途:マフラー
マフラーといえばウールが定番ですが、商品によってはチクチクするものが多いのも事実。
ただ、この点はさすがのアイスブレーカーのフレクシーシュート。
全くチクチクすることがないので、首に巻いたときの快適さには幸せを感じます。
長さもあるので、寒い時は鼻まで覆うことができる上に、保温性を高めたければ二重にするのも可能。
アイスブレーカーにしては値段もお手頃なので、購入しやすいですね!
そんなネックウォーマーの欠点はこちら。
ココに注意
首元にボリュームが欲しい人には向かない
「200g/m2」なのでそこまでボリュームはないため、ファッション的に首元のボリュームを出したい場合には向きません。
使用用途しては、冬に子供と公園に遊びに行ったり、登山などのアウトドアや外仕事に最適です。
あと、普通のウールのマフラーと違い、気軽に洗濯できるのも大きなメリットですね。
アイスブレーカーのメリノウール製品がオススメな理由
最高品質のメリノウールを使用
デザイン性が高くファッション性も高い
環境とエコロジーに配慮した会社理念
アウトドアブランドのメリノウール製品といえば、以前は「スマートウール」や「ibex」も有名でしたが、会社がなくなったり、日本への流通がなくなっています。
そんな中、アイスブレーカーは「天然染め」のメリノウール製品を開発したり、ユーザーのニーズに応える製品を毎年発表し続けています。
自信を持って言えますが、今現在、日本で手に入る最高品質のメリノウールはアイスブレーカー製品です!
アイスブレーカーのメリノウール製品の良さを最大限活かす方法
冒頭でサラッと言いましたが、冬は服の着方がとても重要になるので【レイヤリング】の知識は持っておきましょう!
この【レイヤリング】の知識を持つことが、アイスブレーカーのメリノウール製品の良さを最大限引き出す秘訣です。
レイヤリングの基本は以下になります。
レイヤリングの基本
- ベースレイヤ(インナー)
- ミッドレイヤー(中間着)
- アウターレイヤー
レイヤリングのメリットは服の脱ぎ着が簡単になるので、状況に合わせていつでも快適な環境のまま生活できることです。
オススメのミドルレイヤーについて知りたい方は以下の記事で完全解説!
\ これさえ知れば、もう迷わない! /
寒いとどうしてもアウターに目が行きがちです。暖かいアウターが最強だろうと。
ただ、考えてみてください。
・カナダグースみたいな南極仕様のアウターを着たまま電車に乗れますか?
・暖房の効いたデパートを歩けますか?
・重量アウターを着る時期は2ヶ月くらいじゃないですか?
もちろん、厳冬期のロケや外仕事など、目的によっては必要になります。
ただ、日常生活においてはそこまで必要かと言われれば微妙です。
「メリノウールインナー+フリースやセーター+軽量アウター」でも冬は十分過ごせます。
コスパ的にも重量アウターに10万円かけるなら、インナーに1万円くらいかけた方が長期的には絶対にお得です。
こういった理由もあり、今記事ではベースレイヤー(インナー)に絞って紹介しました。
【レイヤリング】に関しては詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
アイスブレーカー製品を選ぶときの注意点
日本サイズの1サイズ下を選ぶ!
アイスブレーカーは海外製品なので、日本のサイズ感より1サイズ大きいです。
普段日本で【Mサイズ】を着る人なら、アイスブレーカー製品は【Sサイズ】が丁度いいです。
サイズ選びの参考にしてください!
【秋冬最強】最高のメリノウール製品オススメ5選【アイスブレーカー】まとめ
オールシーズン使いやすい150g/m2の薄手のロングスリーブ
ウール87%、ナイロン13%で耐久性も問題なし
使用時期:秋・冬・春
使用用途:インナーベースレイヤー・寝巻き
200g/m2と中厚手のベースレイヤー
メリノウール100%
使用時期:秋・冬
使用用途:インナーベースレイヤー・1枚でも可・寝巻き
260g/m2の厚手なので寒冷期でも高い保温性を発揮
身体のフィット感が抜群
ベースレイヤーというよりは、セーター寄り
使用期間:冬
使用用途:インナーベースレイヤー、1枚でも可
200g/m2の中厚手
普段着やスポーツでも使えるので色々なシーンで大活躍
使用時期:冬
使用用途:インナー
200g/m2の中厚手
首の冷えを防ぎながら気持ちの良い肌触り
目立ち過ぎちょうどいい
使用時期:晩秋〜冬
使用用途:マフラー
今回紹介した商品は、実際に使った中から選んだ厳選品なので、どれも自信を持ってオススメできます。
使用用途や目的、コストを考えた上でぜひとも自分に最適な製品を選んでください!
ここまでお読みの方で勘の良い方ならとっくにお気づきだと思いますが、メリノウール製品は寝巻きやパジャマにも最適です。
以下の記事では快適な睡眠環境を得るためにオススメの、パジャマにも最適なメリノウール製品を紹介してます!
【2022年】パジャマや寝巻きに最適のメリノウール製品【至福の快眠体験】
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\メリノウールはパジャマにも最適/
冬を寒さ知らずで快適に過ごす秘訣は、靴選びです。
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