今回はブログ初心者必見の書。
『沈黙のWebライティング』から厳選した3つのブログ戦略を紹介します。
この本は実際に多くの著名ブロガーもオススメの一冊として紹介しています。
こんな方におすすめ
- 沈黙のWebライティングについて知りたい
- ブログ運営がうまくいかない人
- ブログ運営で何が大事か知りたい人
目次
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沈黙のWebライティング戦略①SEOを意識したコンテンツを作る
ブログをやっていると、必ず出てくるのが「SEO」という言葉です。
SEOとは?
SEOは「Search Engine optimization」の略語で「検索エンジン最適化」です。
わかりやすくいうと、検索エンジンに評価されやすいように、サイトの構造やコンテンツの内容を作るということです。
検索エンジンに評価されると、検索結果が上位に表示されるようになり、集客数がアップします。
つまり、書いた記事をより多くの読者に読んでもらうための戦略です。
これから紹介する全てがSEO対策にもつながります。ちゃんと覚えましょう!
良いコンテンツを作るための5つの戦略
- 読者の「悩み」や「質問」に対して、「的確な答え」を返しているコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも早く答えがわかるコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも見やすく、わかりやすいコンテンツ
- ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも信頼できるコンテンツ
- どこよりも情報が新しいコンテンツ
自分で記事を書いていても思うのが、扱う情報はだいたい同じになります。そもそも人間の悩みは大きく分けると3つしかありません。
この3つから色々と細かく枝分かれしていきます。お金なら、「投資」「保険」「副業」「ローン」とかですね。
そういうサイトもたくさんあります。
なので、新しい分野の研究をしているとか、新製品、新サービスを作ったなど以外は、当然似たような情報が出てきます。
そんな中で「どうすれば自分のサイトを読者が読んでくれるか?」「読者の悩みを解決できるか」を深く考えるのが良いコンテンツのカギになります。
戦略的には先にあげた5つです。
大事なので繰り返します。良いコンテンツのための戦略をまとめると
早く答えがわかり、情報が新しく、見やすくてわかりやすい信頼できるコンテンツにする
もっと詳しく知りたい場合は本書をどうぞ。
沈黙のWebライティング戦略②USPを最大限に生かすコンテンツを作る
USPとは”Unique Selling Proposition”という言葉の略で【ほかにはない独自の強み】ということです。具体的には
競合に真似されにくいこと
競合と同じステージで戦わずに済むこと
USPの具体例
本書では、旅館を例に出しています。
通常の旅館なら、「老舗」「温泉」「食べ物」などを売りにしがちですが、それでは競合であるほかの旅館と同じです。
なので、ここでは「親孝行プラン」という独自のプランを打ち出しUSPにした例が出ています。
この「USP」が決まればこんなメリットがあります。
USPを決めるメリット
他社との比較がわかりやすくなり、顧客が選びやすくなる
色々なWebサイトやブログで紹介されやすくなる
サイトのデザインの方向性や、コンテンツのブレがなくなる
最近のトレンドだと「図解」ですね。説明している内容は「Twitterのフォロワーの増やし方」「本のまとめ」とか普通のトピックが多いけど、そこに「図解」を持ち込むことで他との差別化をはかってます。
「図解」にすることで読者がわかりやすくなるってのもポイントですね。
沈黙のWebライティング戦略③わかりやすい文章を書く
感情表現を入れて、自分事化によって共感を呼ぶ
伝えたいことをきちんと伝えるためにも、「見やすさ」と「わかりやすさ」にこだわる
冒頭の文章で伝えたいこと(記事の目的)をまとめる
一つづつ説明します。
感情表現で共感を呼ぶ
例えばこんな会話文にしてみると、多少は心の動きがわかると思います。あとは読者の疑問を会話文形式にしてみると、より読みやすくわかりやすくなりますね。
こんな風に「!」とか「♪」、「。。。」みたいな記号を入れることでも感情表現は演出できますね♪
小説で熱い文章を読むと、読んでるこちらも熱い気持ちが煮えたぎってくるのも同じです。
こうやって読者に感情が伝わりやすくなれば、「共感」してもらえることも多くなります。
以前の記事で1年続けた当ブログの収益を発表しました。
悲しい事実ではありますが、ブログで苦労する人には共感してもらえたと思います。
僕もほかのブログで収益に関する悲しい記事を読んだりしますが、共感しかないです。
そして、一緒に頑張りたいとか応援したい気持ちが出てきます。
これが「共感」です。
これはあくまで一例ですが、訪れてくれた読者にそんな気持ちを持ってもらえたらいいですね。
伝えたいことをきちんと伝えるためにも、「見やすさ」と「わかりやすさ」にこだわる
これは何回も話してきているので省略しますが、どの本を読んでも、何を調べても大事なのは
見やすいこと
わかりやすいこと
文章を読むのは脳に負担がかかります。そうなるとどんどん疲れてきます。そうなるとせっかくタメになる情報を発信していたとしても読んでもらえます。
なので、脳に負担をかけないような、見やすくて、わかりやすい文章を意識する必要があります。
読みやすく、わかりやすい文章を書くためのコツはこちらの記事に詳しく書いているので、参考にしてください。
【ブログ初心者】のための3つの基本ライティング戦略【PREP法】
続きを見る
冒頭の文章で伝えたいことをまとめる
コンテンツを作る5つの戦略のうちの1つが
ほかのサイトと同じ情報を扱っていても、どこよりも早く答えがわかるコンテンツ
読者は「答え」が欲しいのです。
なので、「結論を先に言う」のは文章を書く上ではもはや常識です。
それと同じように
この記事は何について書いてあるのか
読めば何がわかるようになるのか
を冒頭で説明する必要があります。
よくある流れとしては
- この記事を書いた人(肩書き、実績)
- この記事を読めばわかること(例、ブログ改善のための5つの戦略)
- 結論
みたいな流れが多いです。
これも読者にわかりやすくするための戦略です。
沈黙のWebライティングの注意点
携帯だと読みづらい
Kindleで読むとマーカーが引けない
漫画のアクが強いので苦手な人は苦手
この本は携帯だとかなり読みづらいです。ほぼ漫画形式なので1ページの情報量が多いため、いちいち大きくしないと読めないです。
その点、タブレットだと読みやすいですが、なぜかマーカーが使えません。
本を読むときはほぼマーカーを使うのですが、この本に関してダメでした。これはマーカー好きとしては、大きなマイナスポイントです。なぜだ!!
最後は漫画の画風のアクの強さです。途中からは慣れてきましたが、最初は苦手でした。これは好みが別れるところではあります。
ただ、マイナス点もありますが、ブログの戦略としてはとても大事なことが網羅されているので、読んで損はないどころか、ブログ初心者はぜひ1度読んでみることをオススメします。
ということでまとめです。
【ブログ初心者必見】『沈黙のWebライティング』から学ぶ3つのブログ戦略まとめ
今回の記事では、「沈黙のWebライティング」から厳選した3つのトピックをブログ戦略として取り上げました。
ブログ運営で大事なのは、本書でも繰り返し書かれていますがざっくりまとめる以下になります。
SEO対策
わかりやすく見やすいコンテンツ
オリジナリティー
これらは基本ですが、ブログを運営していく上では必須の戦略になります。
ブログ運営が思うようにうまくいかない人やコンセプト作りに迷った人にはオススメの一冊です。
気になった人は試してみ!
本書にはもっと多くの戦略が細かく書いてあります。
ちなみに無料でも読めます。
本には購入特典の書き下ろしもあるので、試しに無料で読んでみて、気になったら買えばいいと思います。