今回は、個人的にも大好きな素材、メリノウールTシャツについてです。夏にも最適な最強のメリノウールTシャツの良さを4つに絞って徹底解説します。
こんな方におすすめ
- メリノウールの良さって何?
- メリノウールって寒い時期にオススメの素材じゃないの?
- 夏に着ると暑くない?
目次
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メリノウールの良さって何?
メリノウールとはオーストラリアやニュージーランドで飼育されているメリノ種と言う羊の毛です。メリノ種の毛でメリノウール。
独特の光沢感と細い繊維が特徴の、羊毛界のロールスロイスとも言える非常に優れた天然素材の一つです。
メリノウールのここが最高
- 夏涼しく、冬暖かい
- 抗菌防臭機能が高い
- 肌触りが最高
- 速乾性もあり、汗でベタベタしない
衣類として完璧!
一つづつ解説していきます!
メリノウールは、夏涼しく、冬暖かい
そんな両極端なことあるんかーい!と思いますね?
でも本当にそんなことがあるんです!
これは、メリノウール特有ですが、メリノ種羊は寒暖の変化が厳しい過酷な高地で暮らしています。ニュージーランドの山奥とかです。
そして羊は基本的に季節によって毛が生え変わりません。つまり毛の性質自体が、暑さと寒さのどちらにも対応できるのです。
加えて、毛も細いので、通気性もありながら、ウールの持つ保温性もあるというなんとも贅沢な素材です。野外でのロケ仕事にも最適です。
メリノウールは、抗菌防臭機能が高い
人間の汗は皮脂と塩分からなります。
これが臭いの元となって、雑菌が繁殖する原因になるのです。しかし、メリノウールの繊維は、自然の免疫機能を持っているため、雑菌が着きづらい性質があります。
そのおかげで臭いも最小限に抑えることができます。そのため、何日か着替えなくても平気です。
この効果は、メリノウールが登山家やアウトドア派の人にとても好まれることからも分かります。汗をかきやすい暑い時期に着ても効果的な理由もここにあります。
やっぱり臭いって気になりますもの。
メリノウールは、肌触りが最高
この点も一般のウール製品とは異なります。メリノウールは繊維が上質で細かい上に柔らかいため、素肌でオッケーです。
むしろ素肌に直接着る気持ちよさったらありません。チクチクすることもなく、さらさらしっとりと包み込んでくれる感じです。
着るものは「肌に近いものほど上質な物にすべき」と言いますが、メリノウールは、まさにこれです。寝巻きにも最高です。
メリノウールは、速乾性もあり、汗でベタベタしない
これも天然繊維のなせる技であり、メリノウールならではです。
メリノウールの繊維自体に吸湿性があるので、汗をかく前から体面の湿度を快適にしてくれる上に、汗をかいても吸い上げて気化してくれます。
さすがに速乾性をウリにした化学繊維ほどの速乾性はありませんが、綿などの一般的な衣類のようにベタベタにはなりません。
メリノウールってウールだけに寒い時期にオススメの素材じゃないの?
個人的に一番オススメするのはもちろん秋冬の寒い時期です。冬の寒い日の朝、メリノウールに着替えたときの安心感、気持ちよさはたまらないものがあります。まさに知る人ぞ知るです。
ただ、メリノウールは秋冬の期間だけ使用するのではもったいないです。
温度調整機能、防臭効果、肌触り、吸湿性という3拍子ならぬ4拍子揃った高機能素材は、むしろ積極的に春夏も使ってこそです。
というか、オールシーズン1年中使える素材です。
メリノウール は、夏に着ると暑くない?
これは、確かに麻とかの生地と比べると暑いは暑いです。この点は正直に認めます。ですので、ずーっと炎天下の下にいるとか、外で運動するという場面では他素材のものでもいいと思います。
ただ、日常生活においては、夏とはいえ外にいれば暑いですが、電車に乗れば涼しい(車両によっては寒い)し、オフィスやデパートなどの室内も涼しいです。クーラーが効きすぎていて寒い場所も多々あります。
メリノウールの特徴ですが、こういった寒暖の差にめっぽう強いです。炎天下の中を歩いて汗ばんだまま、冷房のきいた室内に入ったとしても、うまく温度、湿度を調整してくれて、汗冷えすることがありません。
夏風邪の原因の一つが汗冷えであることを考えると、メリノウールの持つこの効果は魅力的です。
というわけで、やはりメリノウールは夏にも最適の素材となります。
次はメリノウールの唯一と言える欠点についてです。
メリノウールの欠点
ココが惜しい!
これほど高機能で天然素材である以上、価格面はある程度はしょうがないと思います。ただでさえ、最近は天然素材の毛、皮革の値段が年々上がっています。
メリノウールも同じで、今後ははより高級品の部類に入っていくと思います。ですので、裏を返せば、今が底値です。買うなら今です。
メリノウールオススメ商品
個人的には、やはりアウトドアブランドが品質、価格のバランスがいいと思います。その中でも特にメリノウールに特化しているアイスブレーカー(公式)が一押しです。
価格で考えるなら、日本が世界に誇るアウトドアブランドの雄、モンベル(公式)です。
前はアイベックスやスマートウールも良かったのですが、今は日本ではなかなか手に入らなくなってしまいました。
今回はその中でも僕自身が使用している、特にオススメの品をご紹介します。
アイスブレーカー のTシャツ。テックライトショートスリーブです。ナイロンが混じっている分、耐久性が上がります。洗濯機で普通に洗濯しても問題ないです。
こちらのポケットがない方も良いです。
ですが、個人的にはポケットがある方が使い勝手が良いです。ポケットなしの他のタイプのTシャツでも良いのですが、ちょっとインナーっぽくなります。その点ポケットがあるだけで、一枚でもサマになります。
メリノウール入門編としてTシャツが最適なのは、一年中着ることができるからです。夏は街着としても一枚で、冬はインナーとして着ることができるメリット、受ける恩恵は大きいです。
僕はジェットヘザーとディープミッドナイトの2色持ってますが、どちらも色が綺麗な上に、汗染みも目立たないので夏でも安心して着ることができます。控えめに言っても最高ですね。
アイスブレーカーの製品はどれも素晴らしいクオリティーなのですが、価格もそれなりにします。その分、品質、耐久性も高くデザイン性も高いのでオススメです。
購入の際の注意点としては、サイズが海外サイズ表記なので、日本サイズで考えると1サイズ落とした方が良いです。
もっと気軽に試して見たい方は、モンベルのこちらの商品ががオススメです。
さらに、今回の主旨とは外れてしまいますが、こう言ったメリノウールのアンダーウェアが悶絶するほどオススメです。
寝ているときは、思っている以上に汗をかきます。それでもこの下着ならずーーーっと快適です。夏の蒸し蒸しした暑さもへっちゃらです。
価格帯で言うと、アルマーニとか高級セゾンのやつくらいしますが、品質、機能を考えると買うなら、断然にメリノウールだと思います。勝負パンツにもなり得ます。騙されたと思って一枚お試しください。
価格がマイルドなモンベルもあります!こちらももちろんオススメ!
メリノウールまとめ
夏涼しく、冬暖かい。しかも防臭機能も高く、肌触り最高。
ちょっと高いけどそれに見合うだけの価値はあります。途中でも書きましたが、羽毛、毛、皮革の天然素材は年々価格が高騰しています。
そのため、今後も常に「今」が底値になると思うので、興味をもったり、欲しいなと思ったときが買い時です。そして、長く堪能しましょう!
貴重な毛を提供してくれる羊さんに対する感謝も忘れずに!
今回は以上です。試してみ!